こんにちは、むろつ整体院です。
今回は、 反り腰 (腰椎前弯) と骨盤前傾さらに腰椎伸展時(腰を反らした時)の痛みについて少し触れてみようと思います。
当院に来院される方で、反り腰の方の割合は割と多いように思います。
また、原因は若年層か高齢層かでも異なり一度の施術だけで戻していくというわけではなく、ある程度本人の努力も必要となってきます。
〇 反り腰 (腰椎前弯) とは
反り腰 (腰椎前弯)は、ほとんどの場合骨盤の前傾・股関節の屈曲が誘発されます。腰椎が過度に前弯している状態でスポーツを行い腰椎の伸展・回旋が繰り返し行われることで、腰椎分離症になるリスクが上がります。一カ月以上痛みが引かないor痛みがつよくなる場合には、整形外科を受診したほうがいいケースもあります。スポーツをしていない場合でも 反り腰 はポッコリお腹の原因にもなります。この状態が普通になっている場合では腰痛を誘発しやすい状態ですので注意が必要です。では、自分が腰椎の前弯や骨盤が前傾しているかどうか確かめるためにはどのようにしたらいいのでしょうか?
反り腰 かどうかは、仰向けに寝るか、壁に背中をつけて立って腰に手を入れた時に腰が浮いていて手が入るかどうかなどが簡単にできるチェック方法かと思います。また骨盤は上前腸骨棘と上後腸骨棘とを触って横から見て高さをチェックします。指が2本程度間隔があいていて、お腹側が低い位置にいるのが正常です。間隔が指2本未満の場合は骨盤が後傾している可能性が高いです。逆に3本近く開いている場合は骨盤が前傾していると言えます。
骨盤を前傾させる筋肉は、上半身でいうと背骨を支える筋肉や広背筋などです。下半身だと腸腰筋や大腿直筋、大腿筋膜張筋や縫工筋などが挙げられます。逆に後傾させる筋肉では、腹直筋・腹斜筋・大殿筋・ハムストリングス・骨盤底筋群などが挙げられます。
反り腰 や骨盤前傾状態では、腹筋群の低緊張状態・背筋群の過緊張状態を改善させる必要があります。一番簡単に行える方法は施術以外では骨盤後傾位を保持することも重要です。骨盤の後傾位は意識しないと保持できないのですが、これを保持することによって腹斜筋と腹横筋の収縮が獲得できます。腹筋群が収縮することで相反神経抑制によって脊柱規律筋群などの腰背部の筋肉の緊張が低下しやすくなります。また若年層では腸腰筋の過緊張が起きている場合が多く、腸腰筋のストレッチも有効となります。高齢層の場合は大腿直筋の屈曲拘縮が起きている場合もあります。
サッカーなどのスポーツでは、太ももの前側の筋肉は発達しやすくなります。前側が発達すること自体は悪いことではないのですが、太ももの後ろ側のハムストリングスや大殿筋(お尻の筋肉)の発達が不十分な場合、筋力バランスが崩れてしまい、反り腰や骨盤前傾などが発生しやすくなります。その場合お尻やハムストリングスの筋力の強化などが有効になります。またお尻の筋肉がうまく使えていないケースも多くみられます。これは他の筋肉が発達することでお尻を使わずとも動けてしまうことも原因の一つとして挙げられます。また内ももが発達しすぎている場合、外側とのアンバランスによって起こるケースもあり、その場合は中殿筋などの外側の筋力強化も必要となってきます。
反り腰 (腰椎前弯) について今回は軽く触れてみました。これらの改善には体の使い方や筋力強化なども必要となるため、効果を感じるには少しお時間がかかる場合がありますが、腰痛予防やパフォーマンス向上には必要不可欠な要素となるため、是非実践してみてください。